身体診察

内科

溶連菌性咽頭炎・扁桃炎

咽頭炎全体における溶連菌性咽頭炎の位置づけ咽頭炎患者の90%はウイルス感染症であり、細菌性は少数派です。しかし、細菌性咽頭炎の中ではA群溶連菌(GAS)が最も重要であり、成人咽頭炎の約10%を占めるとされています。 急性咽頭炎の 15-30...
医師が知っておきたい歯科のこと

抗不整脈薬と嗅覚・味覚障害

先日、アミオダロン開始後に味覚障害(低下)を訴えた症例に遭遇しました。アミオダロン休薬後、1周間程度で完全にもとに戻りました。「抗不整脈薬で味覚障害はきたすのだろうか」と疑問に思い調べました。以下の論文に出会ったので読んでみました。1. 論...
内科

眼瞼結膜の蒼白は貧血の検出に有効か

結論から言うと、眼瞼結膜は「重症貧血(Hb < 5 g/dL)の確定診断」には有用ですが、「貧血のスクリーニング(除外)」には不向きと言えます。Hb が低くなるほど身体所見の感度は高く,特異度は低くなるはずですが、下の表ではその傾向明らかで...
内科

意識障害に対するアプローチを徹底解説! 研修医が知るべき救急外来の対応

本記事では、救急外来における意識障害の初期対応の流れ、実践的なアプローチ、鑑別診断のポイントを解説します。①ABCの安定を最優先に考える②低血糖をまず否定する③意識障害を正確に評価する④バイタルサイン、身体所見、病歴をおろそかにしない⑤脳卒中を疑ったら速やかに頭部CTへ⑥敗血症を疑ったらfever work up⑦その他の原因検索は「AIUEOTIPS」や「3✕5記憶法」で網羅的に行います。
内科

頸静脈をみよう 〜外頸静脈と内頸静脈 どちらをみるか〜

頸静脈の評価をきちんとしていますか?非侵襲的に多くの情報を得られる頸静脈は、意思決定をするのに大いに役立ちます。では外頸静脈と内頸静脈、どちらを評価したら良いでしょうか?外頸静脈をみることで、瞬時にemergencyな病態の把握が可能となることがあります。右内頸静脈をみることで、正確にCVPを評価できます。