呼吸器

リンパ節結核(結核性リンパ節炎)

リンパ節結核は、Mycobacterium tuberculosisを原因菌とするリンパ節の炎症であり、肺外結核の中では結核性胸膜炎に次いで多く(肺外結核の約20%)、頻度の高い疾患です。疫学結核性リンパ節炎は、結核性胸膜炎に次いで肺外結核...
内科

薬剤熱ーDrug feverー

感染症治療中にしばしば悩まされる薬剤熱。「あれ、感染症の治療は上手くいっているはずなのに、また患者さんが発熱している……?」病棟で患者さんを診ていると、こんな場面に遭遇することは少なくありません。感染症の治療中に再び発熱が見られた場合、見逃...
循環器

胆石疝痛でST上昇?

胆石疝痛でST上昇をきたす報告はちらほら存在する寺澤秀一先生と林寛之先生の「当直御法度 第7版」を読んでいると、ACS様心電図所見を呈する疾患群の中に「胆石疝痛」と記載がありました。「こんなことあるのか・・・?」と思い文献にあたってみました...
感染症

前庭神経炎でCRPは上昇するのか

これまでに特に既往のない方のめまいで、前庭神経炎と診断がついた症例を経験しました。血液検査でCRPが軽度上昇しており、ふと「前庭神経炎って炎症と名がつくくらいだから、CRPも上昇するのか・・・・?」と疑問に思い調べました。まずは一般事項の復...
循環器

LVEDPまとめ

個人的な勉強メモですUpToDateをメインに。定義と正常値LVEDPは左室拡張末期圧の略称であり、正常値は4〜12 mmHgである("The normal LVEDP is 4 to 12 mmHg.")。多くの場合、左室の血行動態的な健...
循環器

ドブタミンの使い方や注意点

お恥ずかしながら個人的にいまいち使い所のわからない薬剤でして、あらためて薬理作用や使いどころ、ガイドラインでの立ち位置などをまとめてみました。薬理作用ドブタミンはカテコラミンの一種で、β作用(主にβ1作用)が主体の強心薬です。 β1作用には...
循環器

ラピチェック®を信じていいのか

突然の胸痛などで急性心筋梗塞が疑われる際、わずか15分で超急性期の心筋傷害を捉えることができる迅速検査キット「ラピチェック®」。 非常に感度が高く優れたツールである一方、実は「陽性が出た=必ず心筋梗塞である」とは限らないのをご存知でしょうか...
循環器

LVEDPが高いたこつぼ心筋症は予後が悪い

以前、「LVEDPが高いたこつぼ心筋症の患者の予後は悪い」と上司から教えてもらい、気になったため 文献を探しました。Iannaccone G, Graziani F, Del Buono MG, Camilli M, Lillo R, Ca...
循環器

僧帽弁収縮期前方運動(SAM)はなぜ生じるのか

SAM(Systolic Anterior Motion)とは、日本語で「僧帽弁収縮期前方運動」と呼ばれる心臓の異常な動きのことです。心臓が収縮する際に、僧帽弁が誤って前方へ押し出されてしまう異常な現象です。かつてはHCM特有のものと考えら...
感染症

グラム陰性桿菌のグループ分け

※管理人所属の院内勉強会のメモです。グラム陰性桿菌は、獲得しうる薬剤耐性機序に基づき、主に以下のグループに分類される。PEK ESBLsを産生する可能性がある腸内細菌目細菌のグループである。含まれる菌種Proteus mirabilisEs...