内分泌・代謝内科

代謝性アルカローシスは尿中Clで鑑別を

代謝性アルカローシスは、血清重炭酸イオン(HCO3-)濃度と動脈血pHが上昇する病態です。この病態のメカニズムを理解する上で極めて重要なのは、アルカローシスの「発生」(重炭酸イオンの増加)と、それが腎臓で適切に排泄されずに「維持」されるとい...
内科

破傷風

嫌気性菌である破傷風菌(Clostridium tetani)が産生する神経毒素(テタノスパスミン)によって,全身の骨格筋の強直性けいれんと持続的緊張をきたす重篤な感染性疾患です。受傷後3日~3週間で発症し、発症した場合の致死率は20~50...
内科

上大静脈症候群

以前、著明な顔面浮腫、気道浮腫で上気道閉塞にいたった症例を経験しました。お恥ずかしながら、severeな上大静脈症候群を経験がなく、対応に難渋してしまいました。自戒の意味を込めて、改めて上大静脈症候群について、複数の文献を参照しつつまとめ直...
救急

坐骨神経痛

「坐骨神経痛」の原因や神経学的所見をNEJMレビュー論文を基に解説。L4-S1の圧迫による症状の違いや、SLRT等の身体診察のポイントを臨床目線で整理しました。日々の診療や学習の振り返りにお役立てください。
内科

寝汗にどう対応するか

時折、内科外来で相談されることのある「寝汗」。多少の寝汗であれば。経過観察で良いのですが、「パジャマを着替えないほどいけないほどの寝汗」で悩まされる方もたまにおられます。国家試験的には悪性リンパ腫や結核などが思い浮かぶのですが、実際にはそう...
内科

Fantstic fourはどうやって導入するか

Fantstic Fourって?心不全治療におけるFantastic Fourとは、「2025年改訂版 心不全診療ガイドライン」において、左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)の標準的な主要薬物治療として推奨されている4つの薬剤を指します...
内科

脈圧〜忘れられたバイタル〜

日々の病棟業務や当直で、バイタルサインを確認しない日はないでしょう。電子カルテで血圧の数値を見たとき、皆さんはまずどこに注目しますか?「上の血圧が140を超えているから少し高めだな」「90を割っていないから、とりあえずショックではないな」 ...
内科

心肺停止患者の採血データはどう読む?

救急外来において、心肺停止(CPA)で搬入された患者さんの採血データを前に、頭を悩ませた経験はないでしょうか。目の前に並ぶ著しい異常値の数々。これらが心停止に至った「原因」を示しているのか、それとも全身の虚血や細胞崩壊がもたらした「結果」に...
内科

急性腸管膜虚血

致死率が高く診断が難しい急性腸間膜虚血、特に非閉塞性腸管虚血(NOMI)の診断ポイントをまとめました。疑うべき初期症状や造影CT検査の重要性、読影時の見逃せないサインを実践的にまとめました。日々の救急や病棟診療での見逃し防止に役立てば幸いです。
内科

Killer sore throat

喉の痛みを「ただの風邪」と放置していませんか?実は命に関わる「Killer sore throat」かもしれません。本記事では、現役医師が急性喉頭蓋炎や扁桃周囲膿瘍など、絶対に見逃してはいけない危険な喉の痛みの特徴と見分け方を分かりやすく解説します。