- Obsidianは、医師にとって医学知識をまとめる上で最強のノートアプリです。
- 以前の記事「医師におすすめノートアプリ「Obsidian」で自分だけの医学ウィキペディアをつくろう」でも紹介しましたが、Obsidianは自分だけの医学ウィキペディアをつくれます。しかも、ローカル保存型のため動作が速く、サービス終了に伴うデータの消失もありません。
- 本記事では、Macユーザー向けに、Obsidianのインストール方法から初めてのノート作成までを、初心者にもわかりやすく解説します。これからObsidianを始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
Obsidianのダウンロード
まず、公式ウェブサイトからObsidianをダウンロードします。
- Obsidian公式サイトにアクセスします。
- トップページの「Get Obsidian for macOS」ボタンをクリックします。

- Macの「Finder」の「ダウンロード」フォルダに「Obsidian-○.○.○.dmg」あればダウンロード成功です。(○はObsidianのバージョンです。ダウンロードしたバージョンによって○の数値は変わります)
Obsidianのインストール
ダウンロードが完了したら、以下の手順でインストールを行います。
- ダウンロードした「Obsidian.dmg」ファイルをダブルクリックして開きます。
- 表示されたウィンドウ内のObsidianアイコンを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップします。
- 「アプリケーション」フォルダ内のObsidianアイコンをダブルクリックして起動します。
初回起動と日本語化
初めてObsidianを起動する際、以下の設定を行うとスムーズに利用できます。
- Obsidianを起動すると、初回起動時の設定画面が表示されます。
- 画面下部のドロップダウンメニューから「日本語」を選択します。
- 言語を選択すると、インターフェースが日本語に切り替わります。

保管庫(Vault)の作成
Obsidianでは、ノートを保存するフォルダを「保管庫(Vault)」と呼びます。以下の手順で新規保管庫を作成します。
- 「保管庫を新規作成する」の「作成」をクリックします。
- 「保管庫の名称」を入力します(例:「MyMEMOS」や自分の名前など)。
- 「ロケーション」で、ノートを保存するフォルダの場所を指定します。
- 保存する場所は、iCloudやDropBoxがおすすめです。
- AppleユーザーであればiCloud Driveを指定しましょう。
- 「作成」をクリックすると、新しい保管庫(Vault)が作成されます。
ノートの作成
保管庫を作成したら、以下の手順でノートを作成できます。

- タブの右にある「+」ボタンを押すと「新しいノート」が作成されます。
- ノートのタイトルを入力し、内容をMarkdown形式で記述します。
ノート同士をリンクするには 角括弧2つずつで挟むだけ( [[ ]] )
以下のGIFを御覧ください

あるノートの本文に[[腹痛の対応方法]]と書くと、「腹痛の対応方法」と表示されたリンクが作成され、クリックすると「腹痛の対応方法」というノートに飛びます。
もし「腹痛の対応方法.md」というファイル名のファイルが存在しなければ、リンクをクリックしたときに自動的にファイルが作成されます。このようなリンクを簡単に作れるのは便利です。
💡 応用編
[[ノート名|好きな名前]]
→ ノート名とは違う名前でリンクを表示
例:[[初めてのノート|はじめての記録]]
→ はじめての記録 と表示[[ノート名#見出し]]
→ ノート内の特定の見出しにリンク可能
まとめ
Obsidianは、情報整理やアイデアの発展に役立つ強力なツールです。
今後は、現役医師の実際の活用法を紹介していきます。
ぜひ、この機会にObsidianを活用し、医学知識やアイデアを管理してみてください。
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