感染症

内科

急性胆管炎-Acute Cholangitis-

急性胆管炎は、消化器内科や外科だけでなく、救急外来や一般内科でも遭遇する頻度の高い疾患です。しかし、似た名前の「胆嚢炎」とは病態や重症度が大きく異なります。胆管炎は「敗血症の原因No.1」とも言われるほど容易に重症化し、迅速な対応(ドレナー...
内科

肺炎のCTRX、なんとなく「2g」にしていませんか? 1g vs 2gの効果とリスクを再考する

セフトリアキソン(CTRX)の投与量について、1日1gか2gかで迷った経験はありませんか? 今回は、日本のDPCデータを用いた大規模な研究から、肺炎に対するCTRXの最適投与量に関する最新のエビデンスをご紹介します。1. 論文情報• タイト...
内科

化膿性肝膿瘍

先日、発熱・体動困難で受診した高齢者の肝膿瘍を経験したのでUpToDateを元にまとめました。肝膿瘍は化膿性(Pyogenic)とアメーバ性(Amebic)に分類され、今回は化膿性についてです。原因と病態化膿性肝膿瘍は、主に以下の経路で発生...
内分泌・代謝内科

糖尿病患者のシックデイ時の対応

シックデイ(Sick Day)とは?糖尿病治療中に、発熱、下痢、嘔吐、あるいは食欲不振などを伴う急性の病気にかかった状態を「シックデイ」と呼びます。 この状態では、感染症や身体的ストレスにより、カテコールアミンやコルチゾールといったストレス...
感染症

【歯科編が登場】厚生労働省 抗微生物薬適正使用の手引き 第四版

2026年1月16日に厚生労働省より抗微生物薬適正使用の手引き 第四版が登場しました。なんと、これまでになかった【歯科編】が登場しました。「抗微生物薬適正使用の手引き 第四版【歯科編】」の内容をまとめ、そしてQ&A形式で、歯科における抗菌薬...
内科

腸管外Clostridioides difficile感染症

先日、典型的なClostridioides difficile(CD)感染症を経験し、「そもそも下痢を伴わないCD感染症ってあるのだろうか・・・・・」と文献を調べていると腸管外CD感染症について記載されている論文がありました。聞いたことはあ...
小児

小児の尿路感染症へのアプローチ

小児の上部尿路感染症についての記事です。生後3カ月までの児では男児に多く,女児の2~5倍の頻度です。以降は女児が多く,全小児では男児に比べて女児は3~4倍の発症頻度です。尿路感染症に特異的な症状はなく、乳幼児の尿路感染症は発熱と嘔吐であることが多いです。感染フォーカスが不明な場合には、必ず尿検査・尿培養を行います。第一選択はセフォタキシム注射用 1日100mg/kg 分3 静注を使用します。