心不全は「心臓機能障害に由来する臨床症候群」と定義されます。.一方,肺炎は「肺に炎症が生じる疾患」です。このように、心不全と肺炎は似て非なる疾患です。
「心不全と肺炎なんて全然ちがう病気では?」と学生のころ思ってました。しかし、いざ実臨床に出るとその鑑別は難しいものです。
心不全と肺炎のちがいについて、「臨床所見」、「検査所見」、「画像所見」にわけて記載していきます。
臨床所見
| 項目 | 心不全 | 肺炎 |
|---|---|---|
| 主病態 | 体液の貯留・分布異常 | 肺の炎症 |
| 発症時間 | 突然発症(CS1であれば) | 数時間〜数日(発熱、咳、痰の増加) |
| 体温 | 冷感(冷や汗など) | 熱感(発熱や悪寒など) |
| 血圧 | 上昇が多い(CS1は特に) | 横ばい〜低下(敗血症であれば) |



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