2026-04

内分泌・代謝内科

アルコール性ケトアシドーシス

アルコール性ケトアシドーシス(AKA)は、慢性的なアルコール多飲を背景とし、栄養不良(飢餓)と脱水が複雑に重なることで発症します。血液ガス検査では著明なアシドーシスや頻呼吸を呈するものの、比較的重症感に乏しく意識が清明であることが多いのが特...
呼吸器

成人の気道異物(foreign body aspiration; FBA)

「咽頭痛のアプローチ」「SpO2低下時の対応」など、これまで上気道トラブルについていくつか取り上げてきました。今回はその延長線上にある、しかし日常診療では意外と忘れられがちな「成人の気道異物(airway foreign body)」を整理...
内分泌・代謝内科

代謝性アルカローシスは尿中Clで鑑別を

代謝性アルカローシスは、血清重炭酸イオン(HCO3-)濃度と動脈血pHが上昇する病態です。この病態のメカニズムを理解する上で極めて重要なのは、アルカローシスの「発生」(重炭酸イオンの増加)と、それが腎臓で適切に排泄されずに「維持」されるとい...
内科

破傷風

嫌気性菌である破傷風菌(Clostridium tetani)が産生する神経毒素(テタノスパスミン)によって,全身の骨格筋の強直性けいれんと持続的緊張をきたす重篤な感染性疾患です。受傷後3日~3週間で発症し、発症した場合の致死率は20~50...
内科

上大静脈症候群

以前、著明な顔面浮腫、気道浮腫で上気道閉塞にいたった症例を経験しました。お恥ずかしながら、severeな上大静脈症候群を経験がなく、対応に難渋してしまいました。自戒の意味を込めて、改めて上大静脈症候群について、複数の文献を参照しつつまとめ直...
救急

坐骨神経痛

「坐骨神経痛」の原因や神経学的所見をNEJMレビュー論文を基に解説。L4-S1の圧迫による症状の違いや、SLRT等の身体診察のポイントを臨床目線で整理しました。日々の診療や学習の振り返りにお役立てください。
内科

寝汗にどう対応するか

時折、内科外来で相談されることのある「寝汗」。多少の寝汗であれば。経過観察で良いのですが、「パジャマを着替えないほどいけないほどの寝汗」で悩まされる方もたまにおられます。国家試験的には悪性リンパ腫や結核などが思い浮かぶのですが、実際にはそう...
内科

Fantstic fourはどうやって導入するか

Fantastic Fourって?心不全治療におけるFantastic Fourとは、「2025年改訂版 心不全診療ガイドライン」において、左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)の標準的な主要薬物治療として推奨されている4つの薬剤を指しま...
内科

急性腸管膜虚血

致死率が高く診断が難しい急性腸間膜虚血、特に非閉塞性腸管虚血(NOMI)の診断ポイントをまとめました。疑うべき初期症状や造影CT検査の重要性、読影時の見逃せないサインを実践的にまとめました。日々の救急や病棟診療での見逃し防止に役立てば幸いです。
内科

Killer sore throat

喉の痛みを「ただの風邪」と放置していませんか?実は命に関わる「Killer sore throat」かもしれません。本記事では、現役医師が急性喉頭蓋炎や扁桃周囲膿瘍など、絶対に見逃してはいけない危険な喉の痛みの特徴と見分け方を分かりやすく解説します。