救急

呼吸器

気管挿管

「確実に気管に入っているか」を判断する基準を徹底解説。カプノグラムの波形評価や、エコーでのDouble Tract signの描出法など、聴診だけに頼らない客観的な確認手順を紹介。挿管時の鎮静・筋弛緩薬の使い方も併せて掲載しています。
内科

低カリウム血症

低カリウム血症の主な原因低カリウム血症の原因は多岐にわたりますが、大きく分けて以下の3つです。① カリウム排泄量の増加(最も主要な原因)体外へのカリウム喪失は、腎臓からの排泄(腎性)と消化管からの排泄(腎外性)に分けられます。• 腎性排泄:...
内科

心房細動 -Atrial fibrillation-

今回は、循環器専門医でなくとも知っておくべきAF診療のポイントを、UpToDateやガイドライン等からまとめました。 本記事のマインドマップを開く(クリック) ---markmap: maxWidth: 350 initialExpandL...
内科

P/F比

P/F比(PaO₂/FiO₂比)は、動脈血酸素分圧(PaO2​)を吸入酸素濃度(FiO2​)で割った値であり、酸素化能(ガス交換能力)の指標として臨床的に重要な意義を持っています。P/F比は、ARDSや酸素療法を受けている患者において重要な...
内科

溶連菌性咽頭炎・扁桃炎

咽頭炎全体における溶連菌性咽頭炎の位置づけ咽頭炎患者の90%はウイルス感染症であり、細菌性は少数派です。しかし、細菌性咽頭炎の中ではA群溶連菌(GAS)が最も重要であり、成人咽頭炎の約10%を占めるとされています。 急性咽頭炎の 15-30...
内科

急性胆管炎-Acute Cholangitis-

急性胆管炎は、消化器内科や外科だけでなく、救急外来や一般内科でも遭遇する頻度の高い疾患です。しかし、似た名前の「胆嚢炎」とは病態や重症度が大きく異なります。胆管炎は「敗血症の原因No.1」とも言われるほど容易に重症化し、迅速な対応(ドレナー...
内科

CO2ナルコーシス防止のための適正SpO2は?

CO2ナルコーシスとはCO2ナルコーシスとは、慢性的な呼吸不全がある患者に対し、過剰な酸素投与を行うことで引き起こされる意識障害や呼吸抑制の状態を指します。酸素は「薬」であり、特にリスク患者においては過剰投与が不十分な投与と同等、あるいはそ...
救急

けいれんが始まった!どうする?【まずはABC】

「けいれん」はとにかく A(気道),B(呼吸),C(循環)に対応する必要があります。特に、けいれんが始まったらまず「脈が触れるか」確認します。低血糖もチェックします。ジアゼパム(ホリゾン Ⓡ)5 mg 静注で、できる限り早く止める必要があります。けいれんが収まり、ABCも安定したら原因検索を行います。情報聴取、血液検査、動脈血液ガス、頭部CTなどを行います。
内科

【救急外来】肺炎を正しく評価しよう【バイタルサインが重要】

肺炎は救急外来で多くみられる疾患ですが、意外にも診断に苦慮することがあります。高齢者や誤嚥性肺炎を起こしうる患者さんでは呼吸数の増加、発熱をみたら肺炎を疑います。画像所見だけで肺炎と診断してはいけません。大事なのはあくまで、バイタルサインや身体所見、聴診所見です。肺炎の重症度にはA-DROPが有用です。項目にもあるように、呼吸や脱水の評価が重要です。検査は血ガスやグラム染色(培養)、血液培養、尿中抗原検査があります。尿中抗原検査は感度は陰性だからといって否定できるわけではない点に注意です。
内科

SpO2低下時の対応【迷わず酸素投与を!】

「SpO2低下」は救急や病棟で遭遇する危険なバイタル異常の一つです。本記事では、SpO2低下の対応と鑑別を簡潔に解説します。まず偽のSpO2低下を除外し、気道閉塞があれば気道確保し、迷わず酸素投与を行います。血ガスや画像検査を活用し、緊急性の高い疾患を見逃さないことが大切です。