救急

医師が知っておきたい歯科のこと

【歯科医師が解説】顎関節脱臼の整復のコツや指導方法

救急外来で遭遇する顎関節脱臼。整復がうまくいかない医師・研修医へ、元歯科口腔外科医が整復のコツを解説します。「強制アイーン」の手技や事前の準備、処置後の固定・生活指導まで、臨床ですぐに使える実践的なノウハウを画像付きで公開中。
内科

心不全【初期対応とNohria-Stevenson分類を考えた治療】

急性心不全の初期対応から治療戦略まで、現役内科医がガイドラインに基づき解説。Nohria-Stevenson分類を用いた病態評価(Wet/Dry, Warm/Cold)、利尿薬・血管拡張薬の使い分けなども記載しました。
循環器

Anthem徴候

Anthem徴候は、中心静脈圧(CVP)上昇を評価する新しい身体所見です。手を胸骨に置くだけで判定でき、頚静脈圧(JVP)の確認が難しい肥満患者や初心者に有用です。本記事では具体的な手順、メカニズム、JVPとの使い分けについて解説します。
呼吸器

気管挿管

「確実に気管に入っているか」を判断する基準を徹底解説。カプノグラムの波形評価や、エコーでのDouble Tract signの描出法など、聴診だけに頼らない客観的な確認手順を紹介。挿管時の鎮静・筋弛緩薬の使い方も併せて掲載しています。
内科

心房細動 -Atrial fibrillation-

今回は、循環器専門医でなくとも知っておくべきAF診療のポイントを、UpToDateやガイドライン等からまとめました。 本記事のマインドマップを開く(クリック) ---markmap: maxWidth: 350 initialExpandL...
内科

急性胆管炎-Acute Cholangitis-

急性胆管炎は、消化器内科や外科だけでなく、救急外来や一般内科でも遭遇する頻度の高い疾患です。しかし、似た名前の「胆嚢炎」とは病態や重症度が大きく異なります。胆管炎は「敗血症の原因No.1」とも言われるほど容易に重症化し、迅速な対応(ドレナー...
救急

けいれんが始まった!どうする?【まずはABC】

「けいれん」はとにかく A(気道),B(呼吸),C(循環)に対応する必要があります。特に、けいれんが始まったらまず「脈が触れるか」確認します。低血糖もチェックします。ジアゼパム(ホリゾン Ⓡ)5 mg 静注で、できる限り早く止める必要があります。けいれんが収まり、ABCも安定したら原因検索を行います。情報聴取、血液検査、動脈血液ガス、頭部CTなどを行います。
内科

SpO2低下時の対応【迷わず酸素投与を!】

「SpO2低下」は救急や病棟で遭遇する危険なバイタル異常の一つです。本記事では、SpO2低下の対応と鑑別を簡潔に解説します。まず偽のSpO2低下を除外し、気道閉塞があれば気道確保し、迷わず酸素投与を行います。血ガスや画像検査を活用し、緊急性の高い疾患を見逃さないことが大切です。
内科

意識障害に対するアプローチを徹底解説! 研修医が知るべき救急外来の対応

本記事では、救急外来における意識障害の初期対応の流れ、実践的なアプローチ、鑑別診断のポイントを解説します。①ABCの安定を最優先に考える②低血糖をまず否定する③意識障害を正確に評価する④バイタルサイン、身体所見、病歴をおろそかにしない⑤脳卒中を疑ったら速やかに頭部CTへ⑥敗血症を疑ったらfever work up⑦その他の原因検索は「AIUEOTIPS」や「3✕5記憶法」で網羅的に行います。
内科

腹痛をみたら常に虫垂炎を考えよう

虫垂炎は誤診や見逃しが多く厄介な病気です。虫垂炎に対するアプローチを書きました。虫垂炎はすべての年齢で発症しうるので、腹痛患者では常に鑑別にあげます。急性虫垂炎の症状の出現順序は「PATFL」です。まず痛みがありその後に悪心嘔吐が現れます。診断にはRovsing徴候やpsoas徴候も有用とされています。そして腹部エコーは強力な武器です。押しても潰れない6mm以上の構造物で盲端を確認でき、圧痛がポイントで示せれば虫垂炎の可能性が高いです。女性、基礎疾患がある人、腹痛+便秘がある人は見逃されやすい