内科

内分泌・代謝内科

糖尿病患者のシックデイ時の対応

シックデイ(Sick Day)とは?糖尿病治療中に、発熱、下痢、嘔吐、あるいは食欲不振などを伴う急性の病気にかかった状態を「シックデイ」と呼びます。 この状態では、感染症や身体的ストレスにより、カテコールアミンやコルチゾールといったストレス...
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眼瞼結膜の蒼白は貧血の検出に有効か

結論から言うと、眼瞼結膜は「重症貧血(Hb < 5 g/dL)の確定診断」には有用ですが、「貧血のスクリーニング(除外)」には不向きと言えます。Hb が低くなるほど身体所見の感度は高く,特異度は低くなるはずですが、下の表ではその傾向明らかで...
内分泌・代謝内科

糖毒性

糖毒性とは糖毒性とは、高血糖状態が持続することによって膵臓のβ細胞が障害を受け、インスリン分泌能が低下し、さらなる高血糖状態を引き起こすという「悪循環」の状態を指します。 この状態を解除(糖毒性解除)するためには、基本的に「膵β細胞を働かせ...
内分泌・代謝内科

尿路性器感染症患者のSGLT2阻害薬の中断は適切か?

尿路感染症患者に対してSGLT2阻害薬を中止すべきかどうか、私自身悩むことが多かったです。根拠をもって継続したい、と思い文献検索すると以下の論文がヒットしました。「Kittipibul, V, Cox, Z, Chesdachai, S. ...
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腸管外Clostridioides difficile感染症

先日、典型的なClostridioides difficile(CD)感染症を経験し、「そもそも下痢を伴わないCD感染症ってあるのだろうか・・・・・」と文献を調べていると腸管外CD感染症について記載されている論文がありました。聞いたことはあ...
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CO2ナルコーシス防止のための適正SpO2は?

CO2ナルコーシスとはCO2ナルコーシスとは、慢性的な呼吸不全がある患者に対し、過剰な酸素投与を行うことで引き起こされる意識障害や呼吸抑制の状態を指します。酸素は「薬」であり、特にリスク患者においては過剰投与が不十分な投与と同等、あるいはそ...
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【救急外来】肺炎を正しく評価しよう【バイタルサインが重要】

肺炎は救急外来で多くみられる疾患ですが、意外にも診断に苦慮することがあります。高齢者や誤嚥性肺炎を起こしうる患者さんでは呼吸数の増加、発熱をみたら肺炎を疑います。画像所見だけで肺炎と診断してはいけません。大事なのはあくまで、バイタルサインや身体所見、聴診所見です。肺炎の重症度にはA-DROPが有用です。項目にもあるように、呼吸や脱水の評価が重要です。検査は血ガスやグラム染色(培養)、血液培養、尿中抗原検査があります。尿中抗原検査は感度は陰性だからといって否定できるわけではない点に注意です。
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慢性疾患に伴う貧血(ACD)の「慢性疾患」とは?

慢性疾患に伴う貧血(Anemia of chronic disease;ACD)は二次性貧血のひとつです。ヘプシジンの増加により貯蔵鉄などの利用が障害され、血清鉄が低下し、鉄が骨髄に運搬されず、赤血球産生が低下することにより貧血になります。慢性疾患がある場合、Hb ≧ 9 g/dL で、末梢血に異常細胞なく、鉄欠乏性貧血でなければ慢性疾患に伴う貧血と考えられることがほとんどです。貧血自体の治療よりも、基礎疾患の診断や治療が重要です。
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SpO2低下時の対応【迷わず酸素投与を!】

「SpO2低下」は救急や病棟で遭遇する危険なバイタル異常の一つです。本記事では、SpO2低下の対応と鑑別を簡潔に解説します。まず偽のSpO2低下を除外し、気道閉塞があれば気道確保し、迷わず酸素投与を行います。血ガスや画像検査を活用し、緊急性の高い疾患を見逃さないことが大切です。
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入院患者さんの不眠 どう対応する?

入院中の患者さんにとって、「眠れない」 という悩みは決して珍しいものではありません。まずは「なぜ眠れないのか?」を「5P」で考え、睡眠を阻害する原因の除去が必要です。安易に睡眠薬を投与はせず、厚労省の睡眠障害対処 12の指針を試してみましょう。薬剤を使用する場合には、ベンゾジアゼピン系睡眠薬は筋弛緩作用によるふらつきや依存性のため、使用は極力避けます。