抗菌薬

内科

CRBSI(catheter-related blood stream infection)カテーテル関連血流感染症

時折遭遇する、カテーテル挿入中の発熱。何度勉強しても「あれ・・・?どうやって対応するんだっけ・・?」となるので、これを機にまとめました。CRBSIの定義IDSA2009年ガイドラインにおける「カテーテル関連血流感染症(CRBSI)」の定義は...
感染症

「血培陽性=2週間抗菌薬投与」はもう古い?血流感染症の常識を覆すメガトライアル「BALANCE trial」

血液培養が陽性になった。さて、抗菌薬はいつまで投与しますか?病棟業務や他科からのコンサルトにおいて、最も頻繁に遭遇するこの疑問。これまで血流感染症(BSI)に対しては、明確なエビデンスが乏しいまま「とりあえず2週間」というプラクティスが半ば...
内科

薬剤熱ーDrug feverー 約18〜30%で皮疹を伴う

感染症治療中にしばしば悩まされる薬剤熱。「あれ、感染症の治療は上手くいっているはずなのに、また患者さんが発熱している……?」病棟で患者さんを診ていると、こんな場面に遭遇することは少なくありません。感染症の治療中に再び発熱が見られた場合、見逃...
感染症

抗菌薬が効かなかった時に、何を考えるか

※管理人所属の院内勉強会のメモです。抗菌薬を投与しても経過が芳しくない場合、安易な抗菌薬の変更や漫然とした投与期間の延長を行うべきではない。原点に立ち返り、感染症診療のトライアングルである患者背景、感染臓器、原因微生物を常に見直す姿勢が求め...
内科

COPDの増悪【本当にそれは増悪?他の疾患の可能性は?】

COPD増悪について最新ガイドライン「GOLD2026」に基づき、定義や改訂ポイント、鑑別疾患、ABCアプローチ等の対応を解説します。Rome分類の採用やHFNCの追加など、日々の診療や知識のブラッシュアップに役立つ最新情報を現役内科医が分かりやすくまとめました。
感染症

蜂窩織炎【本当にその発赤 蜂窩織炎ですか?】

その発赤、本当に蜂窩織炎ですか?本記事では、蜂窩織炎の症状や血液検査の特徴を解説。さらに、うっ滞性皮膚炎や壊死性筋膜炎など、誤診しやすい鑑別疾患の見分け方も詳しくまとめました。正確な診断に役立つ実践的な知識です。
内科

血液培養

感染症診療の基本である「血液培養」について詳しく解説します。なぜ2セット採取が必要なのか、コンタミネーションを防ぐ正しい手技、適切な採取タイミングと血液量、そして結果の解釈まで。研修医や医学生が知っておくべき必須知識を網羅しました。
内科

溶連菌性咽頭炎・扁桃炎

咽頭炎全体における溶連菌性咽頭炎の位置づけ咽頭炎患者の90%はウイルス感染症であり、細菌性は少数派です。しかし、細菌性咽頭炎の中ではA群溶連菌(GAS)が最も重要であり、成人咽頭炎の約10%を占めるとされています。 急性咽頭炎の 15-30...
内科

肺炎のCTRX、なんとなく「2g」にしていませんか? 1g vs 2gの効果とリスクを再考する

セフトリアキソン(CTRX)の投与量について、1日1gか2gかで迷った経験はありませんか? 今回は、日本のDPCデータを用いた大規模な研究から、肺炎に対するCTRXの最適投与量に関する最新のエビデンスをご紹介します。1. 論文情報• タイト...
内科

化膿性肝膿瘍

先日、発熱・体動困難で受診した高齢者の肝膿瘍を経験したのでUpToDateを元にまとめました。肝膿瘍は化膿性(Pyogenic)とアメーバ性(Amebic)に分類され、今回は化膿性についてです。原因と病態化膿性肝膿瘍は、主に以下の経路で発生...