内科

シックデイに止める薬「SADMANS」

シックデイに休薬を考える薬SADMANS。SU薬は低血糖、RAS阻害薬・利尿薬・NSAIDsはAKI、メトホルミンとSGLT2阻害薬はアシドーシス。それぞれの理由を文献で確認し、休薬の根拠の限界と再開のポイントまで整理しました。
救急

救急で見逃したくない二次性頭痛のピットフォール

SAHは「突然」より「ピークまでの時間」で聞く。警告出血とCT陰性の4条件、後頭部痛+TIAの椎骨動脈解離、画像が正常でも病歴で疑うRCVSまで、救急の頭痛で見逃したくないポイントを整理しました。
内科

腹部単純X線写真の見方 〜ガス像・ニボー・フリーエアを画像で理解する〜

腹部単純X線写真はなぜ見づらいのか。小腸のケルクリングヒダと大腸のハウストラの見分け方、腸管拡張の3-6-9ルール、ニボーとフリーエアの判断基準、立位・仰臥位・デキュビタスの使い分けを、実際のX線画像9枚とともに解説します。
内科

低ナトリウム血症=Na欠乏 とは限らない

低ナトリウム血症の診断を血漿浸透圧・尿浸透圧・尿Naの3ステップで整理。3%食塩水は生理食塩水100mLに10%塩化ナトリウム30mLを加えて作ります。補正速度の上限、過補正時の対応、進行予測まで研修医の先生向けにまとめました。
内科

頚原性頭痛は職業やライフスタイルを聞け

頸原性頭痛(頚原性頭痛)は慢性頭痛の15〜20%を占めるのに、緊張型頭痛として見逃されやすい二次性頭痛です。片側固定の痛み、片頭痛との鑑別、CFRTなどの診察手技、大後頭神経ブロックの手順を、自験4例とあわせて解説します。
呼吸器

肺結節の診断と管理における臨床指針:NEJMレビュー論文より

胸部CTで偶然見つかった肺結節をどう扱うか。NEJM 2026年のレビューをもとに、充実型・部分充実型・すりガラス型の分類と良性判定に必要な観察期間、予測モデルによるリスク評価、気管支鏡と経胸壁針生検の比較、縮小手術まで整理しました。
循環器

心不全:クリニカルシナリオ(CS)がガイドラインから削除された理由

急性心不全の初期対応で使われてきたクリニカルシナリオ(CS分類)が、2025年改訂の心不全ガイドラインから消えました。血圧だけで判断する限界、うっ血と低灌流の直接評価、CHAMPITによる原因検索など、削除の背景と今後の初期対応を解説します。
救急

JRC蘇生ガイドライン2025:第2章 成人の二次救命処置(ALS)改訂点・踏襲事項まとめ

JRC蘇生ガイドライン2025の成人ALSを2020年版と比べて整理しました。静脈路優先への変更、難治性VFへのDSEDとベクトルチェンジ、ROSC後の37.5℃以下の発熱予防、カルシウムやPOCUSのルーチン非推奨など、改訂点と踏襲点をまとめました
救急

院外心停止における心拍再開前の搬送と現場蘇生継続の比較

1. 臨床現場における搬送判断のジレンマ院外心停止(OHCA)の現場において、救急隊や医師が直面する最も重大な判断の一つは、「現場での蘇生を継続するか、それとも心拍再開(ROSC)を待たずに病院へ搬送を開始するか」という点です。この選択は、...
内科

CRBSI(catheter-related blood stream infection)カテーテル関連血流感染症

カテーテル留置中の発熱でCRBSIを疑ったら何をするか。診断基準、血液培養とカテ先培養の結果の読み方(組み合わせ表)、バンコマイシンを軸にした経験的治療、抜去か温存かの判断、菌種別の治療期間、再挿入のタイミングまでまとめました。